日本フィランソロピー協会(高橋陽子理事長)が主催する第20回「企業フィランソロピー大賞」で、南三陸ホテル観洋(宮城県南三陸町)が特別賞の「つなぐ被災地、語り部文化賞」を受賞した。
同大賞は、自社の経営資源を活用して社会課題の解決に貢献する企業を顕彰するもの。
南三陸ホテル観洋は、東日本大震災で被災した自社所有の施設を震災遺構として保存するとともに、「KATARIBEプロジェクト」の推進や、「全国被災地語り部シンポジウムin東北」の開催を通して震災の経験を国内外へ発信し続けていることが評価され、今回の受賞となった。
賞の贈呈式が3月3日、東京の学士会館で行われた。
贈呈式の様子